2012年5月22日 17時29分

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監督デビューしたボニー・ライト



 [シネマトゥデイ映画ニュース] 映画『ハリー・ポッター』シリーズでロンの妹ジニー・ウィーズリーを演じたボニー・ライトが、監督デビューを果たした短編映画『セパレート・ウィー・カム、セパレート・ウィー・ゴー(原題) / Separate We Come, Separate We Go』が、カンヌ国際映画祭で上映された。

 テレグラフ紙によると、現在21歳のボニーは、ロンドン芸術大学の卒業制作として、5,000ポンド(約62万5,000円 1ドル125円計算)の予算で本作を制作したという。孤独な少女と家族を失った男性の切ない友情を描いた作品で、映画『ハリー・ポッター』シリーズのリーマス・ルーピン先生役、デヴィッド・シューリスも出演。ボニーは、Total Film誌の取材に対して、「この短編の制作から、多くのことを学んだわ。自分の奥底にあるものに直面したし、自分の道を確立したように思う」とコメントしている。

 監督業に確かな手ごたえを感じたのか、次の作品の撮影も今年末に予定しているというボニー。次回作は、『イン・ウォント・オブ・ア・ワイフ(原題) / In Want Of A Wife』というタイトルで、18世紀後半を舞台に、軍人と駆け落ちした聖職者の娘リディアが裏切りに遭い、身を寄せた売春宿の宿代を払うために、売春婦に身を落としていくというストーリー。ライト自身が主演の娘を演じるという。

 そんなボニーは女優業も順調。今年全米公開作品では、いくつかの都市で起こる物語を描いたオムニバス映画『ジオグラフィー・オブ・ザ・ハップレス・ハート(原題) / Geography of the Hapless Heart』のロンドン編、映画『誘惑の恋人たち』のジョン・ハドルズ監督が手がけるスリラー映画『ザ・フィロソファーズ(原題) / The Philosophers』が控えている。(鯨岡孝子、編集部・島村幸恵)


情報提供:www.cinematoday.jp/


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